OHISAMがオンライン取材されました。こちらのブログでもご紹介させて頂きます。
大阪府女性起業家特集!!
大阪府吹田市で「パーソナルジム」と「作業療法士」を兼業している川守田さんを取材!
今回は大阪府吹田市を拠点にパーソナルジムの運営をはじめ作業療法士としても活動されている川守田さんに普段の仕事内容やこれからの目標についてインタビューしてみました。もともと作業療法士だった川守田さんが営むパーソナルジムの特長や日々の取り組みについても詳しくお伺いしてみました!
Q現在の仕事について教えてください
現在の仕事は女性専用のパーソナルジムの運営と未就学児のお子様の発達支援巡回をしています。
パーソナルジムは100%女性にフォーカスしたカリキュラムで、1日3名様限定・完全プライベート空間で姿勢改善を軸としたパーソナルトレーニングを受けることができる形でサービスを提供しています。
発達支援巡回は、おもに幼稚園や保育園を運営している法人様と提携し、運動が苦手な園児、姿勢が悪い園児、行動が気になる園児への接し方や大人ができる改善点を専門家としての知見を活かして支援する活動を行っています。
どちらも対象とする年齢が異なるだけで、運動を通した心身の健康という点に深い結びつきがあると感じているそうです。
Qパーソナルジムでは何をしているの?
パーソナルジムのトレーニングは、比較的始めやすいトライアルレッスンをはじめ、身体の内側からも美しくなることを目指すトレーニングを提供されています。お客様としっかり向き合うため、1日3名様限定にて開設しており、カウンセリングに多くの時間をかけて話を聞くことで最終的に目指したいゴールや、改善すべきポイントを確認されていんだとか。
私のパーソナルトレーニングでは、栄養学や生活習慣の改善といった視点からもカウンセリングを行い、お客様の女性特有のお悩みを改善し姿勢を整えてしなやかで美しいスタイルを目指して、理想に向けて二人三脚で進むことができるのがポイントです!
Qこれまでの経歴は?
4年制の大学を卒業し作業療法士として働き始めてから14年間活動しています。作業療法士としての経験は多岐にわたり、20代は病院や訪問リハビリで大人の方に向けてリハビリをしていました。30代に入り、児童デイサービスで療育分野そして整形外科のリハビリに従事しました。
女性専用の姿勢改善のパーソナルジムを開いたのが8年前。いずれも自身の身の回りで起こった出来事がきっかけで業界に入りました。
作業療法士になったきっかけ
川守田さんが作業療法士になったきっかけは高校生だった時まで遡ります。高校生の時、父が脳出血が原因で倒れリハビリを行う機会があったそうです。この時、作業療法士の仕事に興味を持ったのが転機だったそうです。
脳、整形疾患、療育分野での大人からこどもへのリハビリを通して、運動習慣と心身の健康の大切さを実感し、トレーナーの資格を取るところから始められたそうです。
パーソナルジムをはじめたきっかけ
パーソナルジムを始めたきっかけは、作業療法士として子宮脱の患者さんのリハビリをしている時の出来事が1つのきっかけだったそうです。
メインでは男性のセラピストが担当だったそうなのですが、休憩中に「あの患者さんは歩行訓練をしないよね…」といった話題が出てきたそうです。ご高齢であることもありますが、歩行訓練はリハビリのなかの大事な役割の1つなので、その会話を聞いた時はなぜやらないのか理由が分からずにいました。
その後、訪問診療でご自宅に伺った時に患者さんの方から「歩行訓練をしている時に子宮が出ないか心配なの…」という話を聞きました。
男性のセラピストが担当していると、なかなか言いづらい・恥ずかしい部分でもあり、患者さんはそのことが言えずに歩行訓練を避けるようになっていたそうです。
私はこの出来事がきっかけで、女性特有の悩みを相談し、解決できるセラピストになりたいと思いました。
その後、妊娠後期に夫の転勤に合わせて、東京から大阪へ転居しました。
慣れない土地で産後に身体が想像以上にボロボロになって大変な経験があったので、困っている女性に寄り添えるパーソナルジムを企画して立ち上げたそうです。
その後、リハビリの勉強、マタニティサロンでの勉強、あとはピラティスの資格も取得されました。ここからパーソナルトレーナーとしての活動もスタートされました。
活動の幅は広がり、女性の勉強をしていたこともあって、専門家として女性向けのセミナーなども開催することもあるそうです!
健康は家庭環境にも影響を与える
最近は更年期に入っている方を担当することが多いそうです。
多くある悩みとしては、姿勢が悪くなってきた、女性特有の悩みが気になる、お腹周りが痩せにくいという相談がやはり多いです。姿勢が悪いとスタイルが気になり自分に自信が持てなくなった方もいらっしゃいます。(もちろん姿勢だけが全てではありませんが)
更年期に入ると色々な原因から自分に自信が持てなくなり、それが原因で自分に余裕がなくなってくることがあります。結局それが影響してくるのが「家庭環境」なんです。トレーニングを続けて自分に自信が持てるようになれば、余裕が出来るので他の人に対しても優しくなれるようになると川守田さんは語ります。
パーソナルジムは身体を動かすだけのトレーニングとして見られがちですが、最終的には自信を取り戻して家庭が円満になり、いまの環境がより良いものになることを目指しているそうです。
まとめ
今回は大阪府吹田市を拠点にパーソナルジムの運営をはじめ作業療法士としても活動されている川守田さんにインタビューしてみました。パーソナルジムと作業療法士としてパワフルに活動されているなかには、様々な苦労や思いが垣間見えました。最終的には身体だけではなく心の健康も意識した取り組みは現代社会で多く必要とされるのではないでしょうか。困りごとがあればぜひ一度相談してみてください!
取材記事:井上洋介