「ストレスは身体に悪い」ということは一般的にも周知されていることです。
本日は、ストレスが身体に与える影響をお伝えします。
人の身体には、HPA系というストレスに対する神経内分泌の応答システムがあります。
H:視床下部
P:下垂体
A:副腎
ストレスを受けると、視床下部室傍核はCRH (副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)を分泌し、下垂体前葉に届きACTH (副腎皮質刺激ホルモン)が分泌されます。ACTHは副腎に達し、コルチゾールが分泌され、「闘争か逃走」反応が引き起こされて交感神経が優位になります。
この繋がりをHPA系と呼びます。
また、海馬は血中コルチゾールに対する糖質コルチコイド受容体を持っています。
この受容体でコルチゾール濃度をモニターし、ネガティブフィードバックを送り、CRHの分泌を抑えています。
しかし海馬が長期に渡り過剰なコルチゾールに晒されると神経細胞が破壊され萎縮してしまいます。
そのため、海馬が破壊されると短期記憶や空間認知が悪化して、物忘れが多くなる、足や手を物にぶつけるなどの症状がでてくる可能性があります。
この場合、まず解決できる範囲でストレスを減らします。
職場での対人関係や家族関係などすぐには解決できないこともあると思います。
そのような時見直したいのが生活習慣です。
①飲酒やカフェインの過剰摂取
②デジタルデバイスの過剰使用
③過剰な運動
痩せないことに悩み、毎日グループレッスンを複数受講し、むしろ以前より浮腫みやすくなってしまった→食事も低糖質にしているが痩せない→ストレスが溜まって暴食してしまう→痩せない
このような女性は少なくありません。
根本解決には、栄養で内部環境を整えて適切な運動の感覚入力により脳機能を活性化する必要があります。
過去にうまくいかなかったからと言って今後も同じとは限りません。
大丈夫です。人は変われます。
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