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こんにちわ。
産後誤ったからだの使い方によって、腰痛が悪化してしまったり、骨盤底筋群に負担がかかってしまい、尿漏れが起きてしまうことがあります。
本日は、産後に気をつけたい日常生活動作のポイントを3つまとめています。
ポイント1:椅子に座る
NGの動作をみてみましょう。
下部の腰椎を丸めることにより、骨盤も後傾位となり、骨盤底部に負担がかかります。また、股関節を適切に使用できていないので、腰部への負担が大きく腰痛の原因になります。
次にOK動作をみてみましょう。
骨盤底部を事前に軽く締めます。体幹を前傾させ、股関節を曲げやすくすることで、骨盤底部と腰部への負担を軽減しています。
改善エクササイズ:ポールスクワット
①ポールを手前に引き寄せて立ちます
②ポールを遠ざけ、体幹を真っすぐに保つようにしゃがみ込みます
ポイント2:床から持ち上げる動作
NG動作をみてみましょう。
腰部が丸まって、下腹部が突き出た姿勢となっています。
この姿勢は、骨盤底部や腰部に過剰な腹圧をかけてしまいます。また、洗濯かごの位置が遠すぎて、顎が突き出て、首と肩周りにも負担が生じます。
OK動作をみてみましょう。
骨盤底部を軽く収縮させ、股関節をしっかりと曲げることで、体幹を安定させています。また、荷物を近づけることで、自然と顎が引けて、頸部のインナーマッスルを使いやすくなり、首と肩回りの負担が軽減します。
改善エクササイズ:コアUSBデットリフト
①コアUSBを両端を遠ざけるように引っ張り握ります
②バックを引っ張りながら脛を擦るようにコアUSBを持ち上げます
ポイント3:頭上に手を伸ばす動作
NG動作をみてましょう。
胸の背骨の動きが少なく、腰部を反り返るようにして、頭の上に手を伸ばしています。
そのため腰部だけでなく、下腹部が突き出て、腹横筋などのインナーマッスルが適切に使えず、骨盤底部への負担が増強してしまいます。
OK動作をみてみましょう。
骨盤底部を軽く事前に締めています。腰部の過剰な反りが抑えられ、腰部と骨盤底部の負担を減らし、胸の背骨の動きがでて、姿勢がよく頭上に手を挙げることができています。
改善エクササイズ:シイッティング ソラシックエクステンション
①胡坐で座り、腕を組んで、背骨を丸めます。
②顎を軽く引いて、両腕を絞り後ろへ持ち上げます。
まとめ
如何でしたか?
産後のお体は想像以上にデリケートな状態です。
産後は、①椅子に座る動作、②床から持ち上げる動作、③頭上に手を伸ばす動作は間違った体の使い方によって、腰部や骨盤底部へ負担が大きくなります。
産後のお体でご相談がありましたら、お気軽にお問合せ下さい。
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