こんにちわ。川守田です。
先日整形外科の勤務時、第一子出産後、腰痛があるので姿勢をみてほしいという依頼がありました。
女性は、月経がはじまり、妊娠や出産そして閉経とホルモンバランスの変化により心身への変化を多く経験します。
特に、妊娠・出産は靭帯の弛緩性が生じることで、恥骨痛や仙腸関節痛といった骨盤周囲の疼痛が発生することが多いです。
また、腹圧コントロールの問題が起こりやすく、尿失禁を生じるケースも珍しくありません。
産後のお身体をチェックするポイントを3つ記載しています。
①呼吸パターンチェック
胸とおなかに手をあてて、ご自身の呼吸を観察してみましょう。
息を吸ったときに、胸とお腹が同じタイミングで持ち上がり、吐いたときに、同じタイミングで胸とお腹が引っ込みます。
胸式や腹式呼吸など呼吸を状況に応じて使い分けれたら、理想です。
逆に、吸うときに胸だけ持ち上がり、お腹はほとんど動かない。そして吐くときにお腹が押し出されるようになっている方は、普段から骨盤底筋群が押し出される形となり、骨盤周囲になんらかの問題が起きている可能性があります。この場合、呼吸を整えるエクササイズを行うことで良くなります。
②足上げチェック
両ひざを曲げて、片足を持ち上げます。
このときに、腰がぐらついていないか、下腹部が盛り上がる様子はないかチェックしてみましょう。
③腹直筋離開チェック
寝た状態でおへそ周りを中心に、お腹を縦方向に触ります。
お腹を触って柔らかい箇所や溝のように指が深く入る場所がないかチェックしてみましょう。
溝や柔らかい箇所があった方は、指をおいて頭を上げてみましょう。
溝が埋まるようであれば、骨盤底筋群やコアマッスルである腹横筋が正しく使えている可能性が高いです。
いかがでしたでしょうか?
自分でチェックして気になるところや産後の身体についてお悩みがありましたら、ご相談ください。
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