はじめまして。
女性と乳幼児専門姿勢改善トレーニング「お日さま」代表の川守田典子です
作業療法士/トレーナーとして、女性と乳幼児の姿勢、感覚と運動を専門に活動してはや12年。
職場や既存のお客様に支えられ事業化する運びとなりました。
ブログ初回の本日は、わたくしの自己紹介をさせて頂きます。
Contents
1.コンプレックスばかりの作業療法士 2.新しい土地での生活とトレーナー活動 3.女性と乳幼児のトレーニングの意義
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1.コンプレックスばかりの作業療法士
簡単に私の経歴をご説明すると、東京都出身、父親が脳卒中の片麻痺という身体障害がきっかけで、作業療法士の公立大学に通っていました。
家庭環境が大変だったにもかかわらず、手先が不器用で運動も苦手だったため、周りの熱心で優秀な同級生に圧倒され、作業療法士として取り柄がないことを気にしてコンプレックスの塊のような学生でした。
在学中は自分に武器を身につけたいという思いでヨガをはじめとするボディワークを学びはじめます。
もともと運動経験もなく、不器用な私は、ボディワークをはじめて心身がすっきりとして勉強にも身が入るようになり、手先や運動の苦手さが少しずつ解消されていきました。
その後、病院や訪問リハビリテーション業務、デイサービスなどたくさんの現場に関わらせて頂きました。
今でも忘れられないのが、訪問リハでの患者様との出会いです。
訪問の現場で、歩行訓練を拒否されていた患者様がいたのですが、「子宮脱で歩くと落ちてきてしまいそうで怖い」というお話を聞きました。男性セラピストには打ち明けられなかった悩み、この患者様がきっかけで、女性のリハビリについて深く学びはじめました。
女性特有の症状が筋骨格といった、姿勢に影響を与え、骨盤や股関節、肩の痛みに繋がって年齢を経て身体に影響を与えることを知ります。
2.新しい土地での生活とトレーナー活動
女性の勉強をはじめて、自身の妊娠をきっかけに退職し、同時期に夫が単身赴任になり大阪へ引っ越してきました。
我が家は実家や義実家のサポートがなく、慣れない土地、知らない人ばかりの環境での育児は夫婦ともに心が擦り切れていくようでした。
そのような状況でしたが、自身の身体を整える方法とトレーニングは同じ産後の女性に必ずお役立ちできると確信し、スタジオでパーソナルトレーナとして活動し始めます。
トレーニングを通して、お客様の心身の健康が家族関係を円滑することを経験します。
またこの時期、産後のお客様から発達や育児の相談を多く受けました。
3.女性と乳幼児のトレーニングの意義
皆さんの育児に役立てたい、不器用なわたしがボディワークをきっかけに運動が好きになったことを子供たちにも知ってもらいたい。という思いから療育現場でのリハビリテーション業務を並行させました。
この時期は女性の勉強会を開いたり、発達のリハビリ研修を受けたり、仕事だけでなく、育児家事も毎日夫婦でフル回転していました(笑)
療育現場では、運動が苦手、手先が不器用なお子さんへ感覚と運動の発達支援を通して保護者の方が前向きに育児する様子を目の当たりにします。
また、手先や運動の問題は、感覚と脳機能という目にみえない問題であるため、原因がわかることでお子さんへの理解が深まり、親子関係をよくするきっかけとなる経験をしました。
わたしは、家族関係が良好であるためには、女性とこどもの相互の心身の健康が大切であると実感しています。
また、感覚と運動のアプローチを自身に実践することで、脳機能が高まり、手先や運動の苦手さが改善しました。30歳を過ぎて、けん玉やコマ回し、鉄棒の逆上がりや懸垂ができるようになりコンプレックスが少なくなりました。
フリーランスとなり、整形外科そして園の巡回・相談事業を通して産前産後の女性と未就学児の姿勢の問題を支援し、わたくしが2人目を妊娠中、夫が福岡へ単身赴任。
第2子出産後、職場や今までのお客様そして乳幼児の保護者様からご要望があり、「お日さま」を創業。
毎日忙しい女性と乳幼児の保護者様、運動が苦手でも動くことを通して、姿勢を調え、自分やこどもたちに自信がつく場として当トレーニングをご活用ください。
今後こちらのブログでは、女性と乳幼児の姿勢に対する豆知識をご紹介します。
お日さまは、2021年3月8日にグランドオープンします。
※現在はプレオープン期間中のため、既存の顧客様、イベントレッスンを中心に活動しています。
コロナウイルスの影響を考慮し、オンラインイベントやグループレッスンは人数を少なくして開催予定です。